こんばんは ビューラックス代表 池ヶ谷です。
職場には多くの人がいて色々な考え方を持っています。それだけ人がいれば、些細な事やミスで口論になったり「言った、言わない」や「やった、やってない」とぶつかる事もあると思います。
売り言葉に買い言葉
「こんな言われ方は心外だ!」
「そんな、心外だなんて言われて、私も心外だ!」なんて
こうなると平行線ですw
なんて言って説き伏せてやろうか、どうやってミスを認めさせようかとお互いムキになり、必要以上に傷つけてしまいます。
私達の社是(クレド)の中に
「美しさを感じる心を豊かに」
という文言があります。
それは、私達の行為が
「美しくしいかどうか」
これが一つの判断基準です。
日本人の美徳の一つに「謙虚さ」があります。
常に控えめに頭を低く、手柄は人に譲り、得意な時こそ己を抑制し淡々と振る舞う。
どうぞ どうぞとお互い譲り合いの心。
生きて行くには、俺が私がと自己主張しなければいけないのも分かりますが、「謙虚さ」は大切です。
考えてみれば、私の有している役割、ポジション、それが私が所有する必然性はどこにもありません。他の人が社長をやっていたとしても不思議はありませんし、他の人でも代行出来た事です。
それはたまたま私に与えられたもので、私は
それを磨く努力をしただけです。
技術も器用な手先を与えられたから得られた物。
自分の物のようですが、私は借りた物のような感覚です。
たまたま与えられた力(ポジションや技術)を「利己」ではなく「利他」に使う事が、謙虚という美徳の本質ではないでしょうか。
ただし、利他と利己は裏腹の関係です。
小さな単位における利他も大きな単位では利己になってしまいます。
目の前お客様に一生懸命にと時間をかけると、他のお客様が待ってしまったり、カットする機会を奪ってしまう、自分さえ良ければの「利己」になってしまう。
また自分の店さえ良ければ、自分の家族さえ良ければという思考は「利他」も含まれていますが、エゴへとすり替わっていきます。
利己にならない為には
ありがとうの「感謝の心」
ではないでしょうか。
哲学って案外シンプルらしいですよって
この本に書いてありました^_^
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