ベーシックカットセミナー
こんばんは ビューラックス代表 池ヶ谷です。
入社、一年経つと始まります。
ベーシックカットセミナー。
今期はこの二人
ミクさんと銀くんです。
カットは今まで習った技術の集合体です。
シャンプーでは生え際や骨格が人それぞれ違う事を学び、カラーやパーマでは髪を分けとるスライスの取り方やシェイプの仕方など、様々な仕事を知ってからの技術です。
「知ってる」と「わかる」はまた違います。
また、頭で理解できているのに
「できる」
というところまでは、なかなかいきません。
色々な壁があります。
特にこの
「CUTの壁」
は高いようで、皆悩みます。
せっかく美容師が楽しくなってきたのに、急に難しくなり、嫌になったり。
同期との差がつき嫌になったり。
特にシャンプーや接客などで、褒められていた子ほど壁にあたります。
演歌界の重鎮
細川たかしさんは、生涯弟子を取らないと言っていたそうが、その声に惚れ込み自らオファーして弟子にしたという杜このみさん
「平成の美空ひばり」と言われるほど歌声
既に、出来上がった歌声を持っているのに細川さんは6年もデビューさせなかったそうです。
なぜ…?
細川「デビューは簡単なんだよ。でも売れるのは大変。皆んなデビューすると忙しくってレッスンする時間がなくなる。
才能があっても練習不足で、売れない歌手は山ほどいる」と
でも実力があって、6年我慢して修行した杜さんも凄い。良い信頼関係を築けた師と弟子だな。
美容師も同じ。
求人で「ウチは、1年でスタイリストデビューできます!」みたいなところ凄い多い。
それってどうなのかな。
そりゃ私自身も早くデビューしたかったし、モチベーションも湧く。
でもこれは美容師の為だとか言って生産性を早くあげる為だからね。
まぁビジネスだから仕方ないけど。
先輩の仕事や接客の仕方を見る時期も今しかない。
デビューすると、集客作業、ブログやSNSなど自分ブランディングの発信などで忙しいから。
一見キラキラしてるように見えるから、地味な地味なレッスンがおざなりに。
数年が過ぎた頃に気づいても、そんな地味なレッスンなんかしたくない。
だからお客様に喜ばれる本物の「腕」が磨かれず、売れない…。
売れないと給料低い。
給料上げたいから、じゃ、店を移動して40%バックな店に。
今度はもっと、と50%バックな店に…。
そんな美容師人生 私は嫌だ。
だから焦る必要はありません。
長い美容師人生、10年以上やってれば皆んなそんなに変わらないから(笑)
成長スピードは人それぞれ、綺麗な花が咲くまでしっかり根を張ろう。
付き合うよ。
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