双葉社 コミックがおもしろい
こんばんは ビューラックス代表 池ヶ谷です。
最近、あっ面白いなと思い、手にとるコミックが、重ねて双葉社のコミックだった。
そんなコミックを2つ紹介します。
弟の夫
察しが良い方は気づいたはず。
弟の妻なら分かるけど。
単身カナダに渡って同性婚した弟が急死し、その「夫」だったという男が日本にやってくるというファミリードラマ。
LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)といった難しい性をテーマにしたコミックです。
もう一つは
私の少年
それぞれの孤独を抱える二人は互いを 必要なものと感じている、30歳OLと12歳小学生。
その感情は母性なのかそれとも…
2つとも絶品です!
私は、映画や小説、漫画は
「他人の人生を擬似体験する娯楽」
だと思っていた。
ドラゴンボールの強い悟空のように
ワンピースの自由なルフィのように
自分のこうなりたいを叶えてくれるものだと。
しかしこの二つの作品にはそういう要素はなく、LGBTやショタコン(正太郎(少年の事)コンプレックス).BL(ボーイズラブ)だとかは、むしろなりたい自分とかけ離れているというか、知らない世界だ。
ただ二つの作品に共通するのは
「優しい漫画」なんです
全く重ならない点と点を結ぶ事ができる。
また重なる点を探す事ができる。
それは優しさなのではと思う。
この主人公たちの戸惑いは私と同じだろうと思わせる。
愛する人を失う悲しみは外国人だろうとゲイであろうとBLだろうと皆同じ。
涙すると同時に考えさせられた。
人は誰でも、嫌な所、足りない所ばかり探しそこに目が止まる。
それよりも、合う所、好きな所を探し、育むことの方が大切なのに。
でも、自分が同性同士の恋愛を目の当たりにした時、理解を示すことは出来てもやっぱり戸惑う事はあると思う。
しかし大事な事はそれについて
「考える事」
ではないでしょうか。
考える事は大変でめんどくさい。
私はすぐに結論を出したがるタイプ。
せっかちだ。
多様化とは、「考える事」
自分と他者がお互いがどうすれば幸せになれるか。
こうなって、こうすれば絶対に正しいという答えがない、だから難しい。
自分だけ良いでも、相手だけ良いでも違う、新しい答えを共に見つけ出す行為が多様化なのかもしれませんね。
だから「考える力」が大切になる。
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