自分の小さな「箱」から脱出する方法

こんばんは ビューラックス代表 池ヶ谷です。
唐突ですが、リーダーに「一番必要な資質」
はなんでしょうか。


先日、あるスタッフと話しをしました。
意見を交わす事はとても大事な事です。
しかし、いつも同じような事で、意見がぶつかる。
同じようなやりとりを何度もしていると、
「本当に伝わってのかな?」
「理解してるのかな?」
と思います。

なぜ同じ事を何度も繰り返しているのか考えながら本を読んでいました。

最初は、なんかいいフレーズあったら、教えてあげようとか、

そうそう、こういうスタッフいるいるwとか思いながら読んでいたのですが、ある一文が胸に刺さりました。



自分の心を相手に重ねるって…

この本が伝えたい人は、私の向こうにいる誰かじゃなくて、

「自分自身なんだ…」



そして分かった。

相手が何度言っても分からないんじゃなくて、

私が何度やってもわからないから、同じ事を何度も繰り返していたんだと。



あなたの為と言いながら、自分の意見を理解して欲しいだけ。

自分の経験したこと、体験した事は正しかったと思いたい。

社長の言うことはすぐに聞くべきという自分の常識を押し付ける。

言い負かしたり、論破したり、権力で屈服させたり。


人は、自分を正当化して、道を間違えていくのかもしれない。

その時の二人は、相手のニーズや目的を見ていない。
相手に自分を見て欲しいと待っている。
相手に、「私の事を見て欲しい」「私の事を考えて欲しい」と思っている。
これが自分の利益だけにとらわれる

「内向き志向」です

つまり、「私の考えかた 」「私のニーズ」「私の目的」をあなたに知って欲しい。
自分だけに焦点を合わせているとこうなります。

外向き志向とは、

相手のニーズ、目的、課題をしっかり理解しているだろうか

問題に対して適した働きかけをしてきただろうか

相手に及ぼした影響に対して責任を持ってきただろうか。

こんな気持ちで、話を聞いてあげれば良かったし、そうすれば結果も変わっただろう。

人のニーズは千差万別


「本当の望み」は満たされているか?

本当に誰かの役に立つということは、一つの公式に当てはめられるものではない。

マニュアルはありません。

相手を自分の利益の為に動かすコマ、都合のよい道具として「物」ように扱うのではなく、ともに目的を達成する仲間、「人」として見ていれば、たとえ相手が何を言ってこようと、安易に共感できるはず。

そして、他者に関心をもつ事 
それがないと間違いに気づけなくなり、必ず失敗する。

「自分の利を超え他者の事を考えられる」よう謙虚なリーダーの存在次第でチームは変わる。
スタッフや社員の能力だけではないと私は思う。

「自分が関わっている限り問題は自分にある。」

一番ビビッと来ました!

リーダーに一番必要な資質とは…

「謙虚さ」

かな。

私がもっと謙虚になろう。

「ビューラックス」社長日記

(株)BEAULAX ビューラックス 美容業 日々、学び 楽しみながら仕事をし、シンプルに、「美容師を通した自分」を発信しようと思います。