ちょっと違うんじゃない。
ちょっと違うんじゃない
こんばんは シンイチロウです。
美容業界は離職率高いです。またスタイリスト、店長になればその後の選択には「独立」は切っても切り離せない問題だと思う。
でも「自分には合わなかった」「自分のやりたい事が出来なかった」
などの理由で今までお世話になったお店(会社)に不義理をかましてあっさり辞めてしまうのはどうなんだろうと?
まぁ人それぞれやりたい事も違うし、大切にしている事も違うから理解できないわけじゃないけど「違うんじゃないかな」って最近思う辞め方がある。
「恩」や「義理」を押し付けるわけじゃないが
今は流行んないのかもしれない恩や義理…
でも大事でしょ!
今の自分がいるのはたくさんの先輩方や、お客様のおかげって事をマジマジ感じた事があるのかって。
サラリーマン化している美容業界でも根っこは職人の世界、それは変わらない。
師弟関係 「育てる側」と「教わる側」。これはハッキリしている。
そりゃもちろん教える側も教わる側も共に成長するわけだから、「お互い様だろ」って言うの理解できるけど、でも上下関係はどの世界にも絶対あると思う。
代わりを育ててからとか、売り上げを上げてからとか、その後もお互いにいい気持ちでいるには、それなりに準備が必要な事があるんじゃないか。
(自分には合わなかった)(待遇が良くない)(新規集客に会社が弱い)
「理由を外に求める人」には理解出来ないだろうけどね。
「育てた人材にあっさり振られてしまう」
「育てた人材をひょっこり引き抜かれてしまう」
真剣に時間をかけた店長や先輩たちのことを思うと悔しい
下手だけどこの子の将来を期待して我慢してくれたお客様には申し訳ない
また支えてくれた両親の思い。 これも私は期待に応えられなかったと思うと残念で仕方がない。
そんな怒りにも似た気持ちをフツフツと胸に抱えながら、本屋をプラプラ。
すると、こんなタイトルの本が目の前に飛び込んできた。
ありがとう。
その言葉が自分の中をスゥーと通っていった。
憎しみや悲しみを抱えてどっかに連れて行ってくれた感じ。
自分が救われた。
退職者をダメなやつ扱いしたところで、うちの社員たちの未来が明るくなることはまずない。
退職に至った理由や経緯を検証し、会社として改善していく。
それを、今後に生かすしかない。
仕事の答えは仕事で出す
それだけだ。
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